<投資顧問を賢く活用しよう!>
スナップアップ投資顧問

スナップアップで「小型株」と出会う

スナップアップ投資顧問と契約する前、 株式投資で失敗が続いていたため、 歴代の有名な相場師について調べた。(参考:伝説の相場師一覧→)。 その過程で、清原達郎氏(タワー投資顧問)という伝説の投資家の存在を知った。 この清原氏は「小型株」を中心に買って儲けたことが分かった。 清原氏やスナップアップ投資顧問によれば、小型株は個人投資家に向いているという。理由は以下の通り。

(1) 割安株が多い
(2) 独自のリサーチがしやすい
(3) 機関投資家が持っていない
(4) アナリストがカバーしていない

顧問契約後、高評価できる株を教わる

スナップアップと顧問契約を結ぶと、 本質的に高評価できるバリュー株をいくつか教えてもらった。 その中には、「小型株」がいくつかあった。 小型株というのは、時価総額が500億円以下の銘柄だ。

2024年も継続

スナップアップによる小型株のリサーチは、 河端哲朗氏が代表者(ストックジャパン社長)に就任した2024年も続いている。 具体的には、以下のような株価上昇の事例があった。

スナップアップが調査対象に選んだ小型株の例
銘柄 株価上昇率 時価総額
大興電子通信 22% 150億円
ヤマックス 40% 212億円
ピーエイ 34% 38.7億円

私の株投資の教訓集

スナップアップ投資顧問の助言で「負け組」から脱した経験をふまえ、 自分なりの株投資の<教訓>をいくつか紹介いたします。

スナップアップ投資顧問の教訓・評判

  1. 「超有望企業」を徹底的に探す
  2. チャラそうな企業を外す
  3. 土地勘を生かす
  4. 「高成長&割安」なIT株を探す
  5. 雑誌の有望銘柄情報は「遅い」
  6. 軽率な逆張りはリスキー
  7. 木は大きくなる
  8. 相場の「大波・中波・小波」を見分ける
  9. 海外市況の影響を受けない銘柄はない

(1)「超有望」企業の発掘

超有望な企業の発見は、株投資のパフォーマンスを上げるための王道だと言われます。 超有望企業とは、将来にわたって長期的に収益が安定し、かつ継続的に伸びることが期待できる会社です。

今後の利益の伸び率15%以上

私が考える超有望企業の具体的な条件はズバリ、 「今後の利益成長率の見通しが年15%以上」であることです。 当面の利益の伸びが年率15%以上で続く見通しであれば、 株価収益率(PER)が割高であっても、 買いを検討する価値が十分あると考えています。

成長率予想は必ずチェック

実際、これまでに投資顧問のリストの中から銘柄を選定するときは、 必ず今後の成長率見通しをまずチェックしました。 そして、一定の水準に達していなければ、 検討対象から外しました。

地道に頑張る企業を応援する

将来性のある会社に惚(ほ)れ込み、「パトロン」(株主)になって会社の成長を手助けするという行為は、株投資の醍醐味だと言われます。 それは間接的に、日本経済全体の発展にも貢献することにもなります。

話題性が乏しい銘柄

一般的には、知名度が低かったり、話題性が乏しい銘柄は投資家からスルーされやすいです。 地道に頑張ってるけど、注目を浴びられない中堅企業はたくさんあります。 経営者が「業績を伸ばして株価を上げよう」と日々努力している会社です。 そんな「まじめな会社」「埋もれた会社」を、パトロンとして応援する。 その会社が大きく飛躍し、その結果として自らの資産も増やすことができれば、大きな充実感を味わうことができます。 この点は、「日本のバフェット」とも呼ばれる大物投資家・奥野一成(Wiki→)氏から学んだことでもあります。奥野氏はベストセラー本『教養としての投資』で、「株式投資は会社のオーナーになる感覚で行うべきだ」と強調されています。(奥野氏の動画はこちら↓

埋もれた優良企業の見分け方

さて、ややテクニカルな話になりますが、「埋もれた優良企業」の見分け方としては、具体的に以下のような項目があると考えます。

  • (1)PERが業界平均よりも低い。
  • (2)株主資本比率が50~60%以上あり、経営基盤が安定している。
  • (3)会社が技術開発や営業努力を通じて着実に業績を上げている。
  • (4)増配の傾向がある。
  • (5)経営理念がしっかりしている。
  • (6)PBRが1倍を切るような「割安銘柄」である。

以上の条件が全て該当する会社には出会ったことがありません。 3、4つならあります。 4つ以上そろっている企業は「堅実」かつ「将来性がある」と言えるでしょう。 一時的に株価が下がっても、根気よく保有し続けているうちに、大きく反発することが多いと感じています。

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(2)チャラそうな企業を外す

銘柄選定にあたっては、その会社のビジネスの中身や本質(エッセンス)を吟味することが大事だと言われます。 とくに私が痛感したのは、いわゆる「チャラそうな新興企業」を警戒することです。

話題性だけで上場したチャラい新興企業

世の中には、うまいこと時流に乗っただけで、 中身がないのに上場を果たしてしまった会社が少なくありません。 いわゆる「上場ゴール企業」です。

マスコミ、天下り役人

時代の流れを先取りした有望事業を立ち上げたと喧伝し、 大して実力もないのに最先端を走っているようなフリをする。 大手マスコミや、役所の天下り人脈といった既存勢力(エスタブリッシュメント)を利用して、巧みにPRする――。 それだけで株式上場が達成されるケースは多々あります。

勢いだけで上場した後に倒産も

しかし、そのような企業は業績が長続きしないので、 株を買うのは危険です。 私も、具体的には「イード」「エルテス」「BASE」「ライザップ」といった株で大損しました。 これらの企業は一見、時代の潮流に乗っているように見えるものの、よく調べると商品やサービス内容が低レベルです。 (このうちイード、エルテス、BASEは、投資顧問の推奨リストにも載っていました)。 痛い敗北体験でしたが、「買う」と決めたのは自分なので仕方がありません。

経営者の質

話題性や勢いだけで上場した後に、あっさりと倒産したベンチャー企業も少なくありません。 経営者の質をしっかりと見極めたいところです。

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(3)土地勘や生活感覚を生かす

投資対象となる企業の業種や事業内容について、 土地勘があったほうが、 利益が出やすいと感じています。 普段の生活の中で買い物したり、サービスを利用したりしている企業です。 これは消費者やユーザーとしての知識・感想を生かせるからでしょう。 反対に、事業の内容や業界の仕組みが全く理解できない銘柄は、 手を出しても失敗しやすいです。

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(4)IT株は「成長&割安」の両立を

ITベンチャー株や新興市場株でも、 大きなリスクを取るギャンブルのようなスタンスではなく、 手堅く銘柄を選ぶ姿勢が必須でしょう。

成長株選別

新興株やIT株だからといって、値上がりするとは限りません。 むしろ、急落リスクが高い銘柄が多いです。 投資する際には伝統的な大型株投よりも「選別眼」が厳しく問われます。

モノタロウのような大化け株

ITや創薬など成長業種の魅力は、なんといっても長期的に株価が伸びるポテンシャルが高いことです。 かつてのモノタロウのように、大化けする銘柄を探し出すことができれば、投資金額は何倍にもなって返ってきます。 テンバガー(株価10倍増)も夢ではありません。

底値が見えないリスク

とはいえ、増収増益率の高い新興株は、すでに市場から将来の成長性を評価されて割高水準にあるケースがほとんどです。 こうした銘柄は一度下落を始めると、底値が見えなくなります。 また、インターネット関連の業種だと、米国など海外から強力なライバルが参入してきて一気にシェアを奪われ、赤字に転落することもあります。 かつて一世を風靡した「食べログ」も、GoogleマップやSNSの普及に伴い、オワコンになりつつあります。 その結果、運営会社カカクコムの株価は長らく低迷しています。

割安度ランキング

以上のような急落リスクをふまえると、新興株の買い注文には一定の目安が必須でしょう。具体的な条件は以下の2点が大事だと思います。

  • ・2期連続の増収増益が見込まれるにもかかわらず、利益水準に対して株価が割安
  • ・高い株主資本比率を誇りながら、株価が割安

私の場合、注目株のうち、以上の条件に該当する銘柄をピックアップし、ランキング形式で一覧表にしました。このリストの上位の銘柄は、たいてい地味で規模の小さい会社が占めました。

地味な銘柄のブレイクを待つ

ITベンチャー・新興株投資の醍醐味は、大勢の人たちが注目する前に買い、ブレイクするのをじっくり待つことにあります。だから、「地味で無名」であることは、もってこいです。 仮に大化けしなくても、一定の配当利回りが確保できれば、堅実性があるといえます。長期保有も怖くはないという寸法になります。

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(5)雑誌の情報は「遅い」

投資に関する雑誌は、証券会社のアナリストや株式評論家などの専門家の名前を出し、「プロが選んだ」などと銘打って特集を組むことがよくあります。しかし、たとえば「2024年に向けた」と称する有望銘柄のリストなどを見ると、大抵、すでに前年の段階で話題になった銘柄が載っています。

話題株でアクセスを稼ぐメディア

プロやアマを問わず、投資家はどうしてもすでに話題になっている銘柄のほうに目を向ける傾向があります。またメディア側も、読者の関心が高い株を特集したほうが、販売部数やアクセス数が伸びるため、手厚く報道しがちです。

世間に知られていないほうがいい

しかし、実際の相場の動きを見ると、好材料で注目を集めている銘柄はそれ以上は値上がりしにくいのが現実です。本当に「有望」として注目する価値があるのは、世間にまだ知られていないマイナー株です。雑誌が紹介する有望銘柄は、誌面に載ったときには「もう手を出すには遅すぎる」という状態になっています。

高値づかみ

私も以前、投資雑誌を定期購読していました。そこで推奨されている銘柄を何度か買いましたが、大半は高値づかみで終わりました。

スナップ情報の価値

その点、スナップアップ投資顧問のブログやサイトの情報は、雑誌や有力メディアが注目する前の銘柄に言及している場合が多いです。それだけ投資材料としての価値は高いといえます。

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(6)逆張りはリスクが高い

相場の全体像をつかむことは、株投資の持続的な成功に欠かせません。 相場が「強気(ブル)」「弱気(ベア)」どちらの方向に向かっているのか。 そして、その方向のモメンタム(勢い)はどうか――。 「弱気」の流れの勢いが強いと判断されたら、 真っ向から攻めにいくのは避けたいところです。

「正しい側」につく

米国で「投資の神様」と呼ばれた故ベンジャミン・グレアム(Wiki→)氏によれば、 大きいリターンは、 相場が大きく動くときに、 「正しい側」につくことによって達成されます。

マーケットの潮流にあわせる

そういう意味では、トレンドが顕著なときに、 その流れに逆らうのは賢明ではないでしょう。 つまり逆張りはリスクがとても高いということです。 マーケットの潮流にあわせてポートフォリオを組むことが、 全体的なリスクを減らすことになります。

倫理的な「正しい」とは異なる場合がある

株式市場における「正しい」とは、 必ずしも倫理的な正義とは一致しないことがありますよね。 理不尽と思えるトレンドが、 市場で勝利を収めることは珍しくありません。

圧力企業・東宝

例えば東宝。映画業界の最大手です。 都心の一等地に土地を持っていることが強みとなり、 映画界ではダントツの王者となっています。 その強さを悪用して、 弱い者いじめをしてきました。 シネコン「TOHOシネマズ」は、独立系の映画配給会社などに対して圧力をかけたとして、 公正取引委員会から調査を受けました。 しかし、東宝は地上波テレビ局などの旧来型メディアと深いつながりがあり、「ドラえもん」「名探偵コナン」などの映画の権利をガッチリ抑えています。 このため、業績も株価も、映画業界の中では圧倒的に安定しています。

独裁国家が相場を牽引した現実

また、独裁国家に屈服しながらビジネスを行い、 株価を伸ばす企業も、多く存在しています。 そもそも中国のような共産党独裁の国家が、株式相場のリーダーとして君臨してきたというのが、リーマンショック以降からコロナ期までの現実でした。

ナイーブだった僕

私は、専門学校の夜間過程で経済を学んでいた21世紀初頭、「政治的な自由のない中国のような国が、経済成長をいつまでも続けられるはずがない」と信じていました。株式投資を始めるずっと前のことですが、今振り返ると、たいへんナイーブな考え方でした。

「べき論」にとらわれ過ぎない

マーケットには冷酷な側面があります。 「べき」論や正義感にとらわれ過ぎると、 市場の先行きを見誤ることがあるのは事実でしょう。

それでもユニクロ株は絶対買いたくない

とはいえ、私自身は、中国共産党にすり寄るような企業に投資したいとは今でも決して思いません。 ユニクロ(ファーストリテイリング)の株も買いません。

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(7)木は大きくなる

投資顧問のコンサルタントから教わった格言の一つに、 「木は大きくなる」(Trees Grow)という言葉があります。 たとえゆっくりでも、木は時が経てば大きくなる、という意味です。

経済は成長するのが自然な姿

これと同じように、人間の営みが織りなす「経済」も、 時の流れに合わせて成長を遂げていきます。 この考えに従うならば、投資の世界で最も自然な行動は、 株価の上昇によって利益を得る「買い」ということになります。 また、この哲学は、金融危機や相場の急落があったとしても「危機はいずれ去る」という楽観論の根拠にもなります。

時には「待ち」の姿勢も

ただし、そのコンサルも言っていましたが、楽観というのはノー天気とは異なります。 どんな市場環境でもひたすら買い続けるのは、賢明とは言えません。 たとえ特定の銘柄の株価が割安に見えても、 マクロ景気の急変が台無しにしてしまうことがあります。 そんなときはじっと待つことです。

心に余裕を持つ

株で勝負に打って出るためには、心に余裕が必要です。 いつもリスクを取ってばかりでは、 冷静な投資判断ができません。

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(8)相場の「大波・中波・小波」を見分ける

株投資の最も基本的な心構えとして「波の大きさ」を見分けるべし、というのがあります。 日々の相場を揺らす波が、「大波」「中波」「小波」のどれかなのか、しっかり見極めるということです。

大波はリーマンショックなど

「大波」というのは、リーマンショックや世界大恐慌のような相場全体の流れをダイナミックかつ長期的に動かすようなファクターです。 一方、「小波」というのは、個別の銘柄や一部の業種に短期的な影響を与える出来事です。例えば、業績予想のわずかな修正などがあります。

波のインパクトの規模と期間

これらの波が、当面の株価にどれだけのインパクトを与えるのか、その規模と期間をある程度予測しなければならない、と肝に銘じています。 予測を正確に的中させることは難しいですが、自分なりに見通しを立てようとする姿勢が大事だということです。

大きなトレンドをふまえた売買

日々の株価を動かすファクターの重みを考えないで、 それぞれのファクターに同じような反応をしていると、 買いと売りのタイミングを誤ることになります。

コロナショックの暴落

例えばリーマンショックやギリシャ危機のような暴落局面にあるとき、 ある企業の業績が予想より上向きそうだと判断したとしましょう。 そのような場合は、「買い」のタイミングは極めて慎重に判断すべきでしょう。

相場の下落局面では早めの損切りも

また、相場の下落局面において、保有銘柄が思惑通りに上昇せず、利益確保が難しそうになったら、損切りの判断も早めにしたほうが得策かも知れません。 一方で、不況に強い業種の銘柄であれば、下落相場で長期保有し、厚い利益を狙っていったほうがベターな場合もあるでしょう。

相場の影響を受けにくい銘柄

いずれにせよ、どんな「大波」に乗っているのかを考え、それを大前提にしたうえで、「中波・小波」を材料にした売買をする必要があるといえます。

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(9)海外市況の影響を受けない銘柄はない

海外マーケットの影響を受けない銘柄はありません。 とりわけアメリカの平均株価が、日本の個別銘柄に与える影響は大きいです。 国内市場だけに特化したドメスティックな企業も例外ではないです。 米国株は原油相場や為替相場の行方も左右しており、影響の範囲は広いです。

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FRBと戦わない

投資顧問から教わった格言の中に、「フェドと戦うな」というフレーズがあります。 アメリカの金融界では常識だそうです。 「フェド」とはFRB(連邦準備制度)のことを指します。 すなわち、アメリカの中央銀行です。 この格言は、FRBの政策と反対の行動をとるな、と言っているのです。

米国の金融緩和は、株投資の大チャンス

FRBが金利を引き上げ、景気の引き締めをしているときは、通常、株式相場の下落リスクが高い時期です。 一方、FRBが金利を引き下げ、金融緩和をしているときは、株式投資のリスクが低いときです。 過去の株式市場において、最も高いリターンの多くは、流動性指標が高いときに実現したとされています。 私の経験では、「フェドと戦うな」というルールは、日本株の投資にも当てはまると感じています。

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テンバガー(株価10倍)達成銘柄

スナップアップ投資顧問は、「テンバガー(10倍株)」で話題になることも多いです。 ただし、テンバガーを事前に予想するというよりは、テンバガーを達成した銘柄を分析する力が評価されている、というのが実態のようです。 つまり、スナップアップが推奨した後に株価が10倍になったわけではありません。 10倍になる途中の過程でスナップアップが成長性に目をつけ、推奨したということです。 この点、ぜひ誤解のないようにしたいですね。

2023年(2019年推奨)

<2023年のテンバガー達成銘柄>
銘柄 最大上昇率 2023年安値日 2023年高値日 スナップアップ推奨日
アジャイルメディア・ネットワーク
(6573)
15.7倍 3月29
(61円)
1019
(961円)
現在
2019年3月、7月

2022年

なし

2021年

なし

2020年

<2020年のテンバガー達成銘柄とスナップアップ>
銘柄 上昇率(倍) 2020年安値日 2020年高値日 スナップアップ推奨日
テラ
(2191)
23.6倍 3月13
(92円)
6月9日
(2175円)
現在
なし
BASE
(4477)
22.3倍 3月13
(774円)
10月8日
(1万7240円)
現在
4月15
(1450円)
ダントーHD
(5337)
18.4倍 3月13
(58円)
10月7日
(1065円)
現在
なし
すららネット
(3998)
13.7倍 3月13
(682円)
1014
(9350円)
現在
なし
不二硝子
(5212)
12.4倍 3月13
(330円)
1118
(4100円)
現在
なし
ケアネット
(2150)
12 3月19
(537円)
12月2日
(6420円)
現在
4月7日
(793円)
サイバーリンクス
(3683)
11.8倍 3月13
(334円)
12月2日
(3925円)
現在
なし
プロルート
(8256)
11.5倍 4月7日
(47円)
6月9日
(538円)
現在
なし
不二精機
(6400)
11.1倍 3月13
(150円)
1214
(1670円)
現在
なし
チェンジ
(3962)
10.9倍 4月3日
(585円)
9月28
(6390円)
現在
4月7日
(2570円)
Jストリーム
(4308)
10.7倍 3月13
(638円)
12月3日
(6840円)
現在
3月18
(897円)
ベガコーポレーション
(3542)
10.7倍 4月6日
(398円)
8月5日
(4265円)
現在
なし
クレアHD
(1757)
10.5倍 4月23
(19円)
7月6日
(200円)
現在
なし
GMOグローバルサインHD
(3788)
10.3倍 3月19
(1381円)
1015
(1万4210円)
現在
なし
松屋アールアンドディ
(7317)
10.3倍 4月7日
(805円)
1127
(8270円)
現在
なし

2019年

<2019年のテンバガー達成銘柄とスナップアップ>
銘柄 上昇率(倍) 2019年安値日 2019年高値日 スナップアップ推奨日
レアジョブ
(6096)
14.4倍 1月4日
(217円)
12月6日
(3125円)
現在
6月12
(1430円)
ホープ
(6195)
11.3倍 1月4日
(900円)
1210
(1万140円)
現在
なし
REVOLUTION(旧:原弘産)
(5337)
10.5倍 2月20
(8円)
1112
(84円)
現在
なし

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参考動画

私が尊敬する投資家・奥野一成氏(農林中金)の出演動画です。 奥野氏の哲学と投資顧問情報を組み合わせながら、 日々、自分なりの投資法の研鑽に取り組んでいます。



SNAP UPコラムから切り抜く「株式投資とは」

自分なりにまとめた「株式投資論」です。

株式会社の起源は「東インド会社」

株式投資とは、一言でいえば「株式会社」への投資です。したがって、株式会社とは何かを、初めに考える必要があるでしょう。 まず、株式会社の起源は、17世紀にオランダに設立された「東インド会社」です。 この会社は、当時たいへん貴重だった「コショウ」や「スパイス」などの香辛料を輸入する会社だったそうです。 商人たちがお金を出し合って設立したといいます。

リスクが高かった「航海ビジネス」

東インド会社は、ヨーロッパとインドを往復するという航海を行う会社でした。航海が成功すれば莫大な利益を得ることができました。 ただ、航海というものは様々な危険が伴うものです。成功が保証されるような事業ではありませんでした。今でいえば「リスキーなビジネス」だったわけですね。
そこで、失敗した場合でも、設立者一人一人の負担が大きくならないようにと考え出された方式が「株式」です。いわゆる創業リスクを多数の人間に分散させるシステムになります。

株式とは

会社の所有者(オーナー)

株式とは、会社を所有する「権利」です。投資家(出資者)は、会社にお金を差し出すかわりに、会社のオーナーとしての権利を得ます。 通常、出資者は複数おり、出資額が多い人ほどオーナーとしての持ち分が多くなります。
つまり株主とは会社のオーナーだということです。株式に投資をするとは、有望と思う事業を行なう企業に資金(資本)を提供することを意味します。

株券

なお、かつて株式は「株券」という紙の形で発行されていました。しかし、現在は、上場企業の株式がすべて電子化されており、株券は発行されません。

株式会社の存在意義

株式会社には、営利活動をするとともに、その結果として世の中の発展に寄与するという役割が期待されています。 株式会社の起源となった17世紀の東インド会社が運んできたコショウやスパイスは、当時のヨーロッパの食卓を豊かにしました。 リスクを伴う事業によって新しい価値がもたらされることで、人々の生活が向上するのが、本来のあるべき姿といえます。 それが、資本主義の原動力です。

ビジネスで何らかの社会貢献

現在でも、株式を公開しているような企業は、東インド会社のように新しい価値をもたらすことが使命だと考えられています。 企業は、モノをつくって販売したり、サービスを提供することで利益をあげます。 モノやサービスの生産に必要な原材料費や賃金などのコストに、自らがつくり出した価値を加えて、社会に提供して利益を得ているのです。この「価値」が、社会に発展をもたらすという考え方です。

利益は株主に帰属

株式会社では、事業によって得た最終的な利益は原則として株主に帰属するものと考えられています。 たとえば、あるメーカーが、製造から販売に至るまでの総コストに80円かかった製品を100円で売ることができれば、差額の20円が利益になります。 この利益は、理論的には株主のものになります。

切磋琢磨によって評価が上がる

また、100円でなく120円で売ることができる、もしくは総コストを80円ではなくて60円に抑えることのできる。 そのように多くの利益を生む企業のほうが、投資家から高い評価を得ることができます。 このようにいっそうの利益や価値を生み出そうとして企業同士が切磋琢磨することが、社会発展の原動力になります。 このメカニズムが働くのが、市場経済の大きなメリットです。

不確実だからこそ投資のチャンス

とはいえ、あらかじめ成功することが確定しているビジネスはほとんどなく、結果はどうなるかわからないものです。 上記の例で言えば、提供した製品が確実に100円、もしくは120円で予定どおりに売れるとは限らないわけです。 ですから企業の利益は不確実であり変動します。また、予想以上にたくさん売れることもあります。失敗のリスクと成功のチャンスの両方があるということです。だからこそ投資価値があると言えます。

株式市場の役割

より多くの価値を生み出して、より豊かな生活を実現させてくれる企業こそが価値ある企業となります。そういった企業に効率よく資金が集まるような場所を提供しているのが株式市場です。 実際には投資家の大半は「配当」「値上がり益」「株主優待」などの見返りを期待して株式投資を行ないますが、その一方で、株式投資は文明の進化や生活の向上を支えているのも事実です。

「喜びを感じる投資」とは

私自身は、投資顧問から配信されるメルマガやSNSの情報などを活用しながら投資を実践していて、単に儲けるだけでなく、「喜びを感じる投資」というものを実感しました。

株投資に臨む考え方

株式会社というシステムがいくら世の中の役に立っていると言われても、「儲からない株式投資はつまらない」と思っている方が多いでしょう。 また、「株式投資は頭の体操」くらいに割り切ってゲーム感覚で取り組んでいる方もいるでしょう。 いろいろな考えの方が株式投資に参加していると思います。 ただ、「難しそうで手が出ない」「やってはみたもののうまくいかなかった」「儲かるものだと思っていたのに損をしたので不安を感じている」などと思っている方がいるとしたら、株式投資を次のように考えてみてはどうでしょうか。

(1)会社の「参加者」になる

「これはいい!」と思う会社が見つかったら、その会社への株式投資を、会社の参加者になることに置き換えてみるのです。株式を購入すれば株主になるわけですから、当然会社の利害関係者になります。

あえて参加者や利害関係者という発想を持ち出すのは、そうすれば株式投資という行為が楽しく感じられるし、株式投資の喜びを味わいやすくなると思うからです。

歴史小説のような感覚で

歴史小説を読む楽しみの一つは、偉業を成し遂げた登場人物に自分自身を投影することにあると思います。時代を変えた英雄の気分を味わうことは、爽快でとても気持ちがいいものです。株式投資にも、こういった歴史小説の読書に通じる側面があるのではないでしょうか。

(2)成長する気分を共有

たとえば、安定はしているけれど市場が成熟している会社で働いている方、非営利企業に勤めている方、あるいは退職された方などでも、投資をしている成長会社の株価が上昇することで、成長会社の社員の気分を共有できます。

株式投資には夢とロマンがある?

会社の将来にいろいろと思いを巡らすと、1人の個人投資家であってもワクワクした気分になります。「株式投資は夢とロマンだ」と言う方がいますが、こういった心境をうまく表現した言葉だと思います。

副業として長続きさせるために

もちろん、夢とロマンだと言ってはみても、投資をするからにはそれなりの利益を手にしたいのが人情というものです。そのためには、ある程度の知識やノウハウを学ぶ必要があります。しかし、いくら知識を駆使して株式投資をするにしても、ワクワクするような喜びを感じられなければ、趣味としても副業としても長続きしないのではないかと思います。

投資と投機の違い

投資 投機
民族型 農耕民族型 狩猟民族型
保有期間 長期保有 短期で売買
利潤 複利の力でじっくり増やす 薄利・多売主義
ゲインの方法 インカムゲイン キャプタルゲイン
リスク コントロールされている 相場に任せる
相場変動 慌てることなく保有 変動に併せ回転売買
商品 債権 株式
現物買い 信用取引